タイ語で大盛り!を注文するゼ

数年前にバンコクのタイ語スクールで一週間ほど、タイ語のマンツーマンレッスンを受けたことがありました。その時の先生は名門タマサート大(日本だと早稲田?)卒の中華系タイ人女性、マス先生。色白、小柄、ぽっちゃり系で、育ちの良さと善良な性格が滲み出る乙女な方。とても流暢に日本語が話せるにもかかわらず、授業中は可能な限りタイ語で会話してくださる素晴らしい先生でした。食べ物の話が大好きで、大きな目を潤ませながら”青いマンゴー” ”熟れたマンゴー””すっぱいマンゴー”などの日本ではあまり使わない表現を熱く語ってくれたりしました。

バンコク滞在も終盤になり、最後の授業でマス先生は私に魔法のタイ語を授けて下さったのです。

「日本へはどの航空会社で帰るの? またお会いしましょうね。」

「ありがとうございます。全日空の予定です。」

「あ、そうだ。確かクッテイアウお好きでしたよね?」

「はい、大好きです。」

「いい言葉を教えてあげましょう。”พิเศษ (phí sèet)” デス!」

「?、どういう意味ですか?」

「うふふ…”オオモリ”デス!」

「?(いくら日本語が流暢とはいえ、日本へ一度も行ったことがないのに何でこんな単語知ってるの?)。」

「しかも同じ値段デス!うふふ…覚えてくださいね。さあ、発音してみましょう!”ピセーッツ!”、 ハイ!」

「ピセーッツ!」

「よくできました。大事な言葉デス、わすれないデネ。」

私にとって忘れられないタイ語になりました。マス先生ありがとうございます!

でも、日本人の女子に”大盛り”は恥ずかしすぎます。せっかく覚えたタイ語ですが使ったことはまだ、ありません。