タイ旅行で、ローカルのお店に行くとメニューがない、
日本語はおろか英語も通じない、なんて危機的状況に陥るお店はザラにあります。
三食すべていわゆるレストランで食べれば問題解決ですが、それじゃつまらないですよね。
隣の人と同じものが食べたい時、”同じもの”とタイ語で言えればすべて解決!
というわけで、タイ語で”同じものください”はなんと言うか、ていねいな言い方もお伝えしたいと思います。
そもそもタイ語で”同じ”は?
タイ語で”同じ”に該当する表現には、
1. 同一 เดียวกัน diaw kan
2. 同じ種類 เหมือนกัน mʉ̌an kan
3. 同じ数量 เท่ากัน thâw kan
があります。
”同じ”はタイ語で?:
“同じものください” はタイ語で?
では、レストランで隣のテーブルにあるものと同じメニューが食べたい時、
「同じものください」はタイ語で、なんと言うのでしょうか?
答えは、
เอาเหมือนกัน ao mĕuuan gan + ค่ะ kâ(女性)or ครับ kráp(男性)
レストランで隣のテーブルの麺料理を見て「同じものをください。」は隣のテーブルにある誰かが食べかけの麺料理を欲しいと言っているのではないですよね。
”同じ種類”の麺料理を欲しいと言っているので、この場合 ”同じ” はひとしいものを意味しています。
なので、เหมือนกัน mĕuuan gan を使います。
“同じものください” 会話の例
A: あれは何ですか?
-> นั่นอะไร nân à-rai + คะ ká(女性)or ครับ kráp(男性)
B: トムヤムクンです。
-> ต้มยำกุ้ง dtôm yam gûng + ค่ะ kâ(女性)or ครับ kráp(男性)
A:
同じもの下さい。
-> เอาเหมือนกัน ao mĕuuan gan + ค่ะ kâ(女性)or ครับ kráp(男性)
あのテーブルと同じもの下さい。
-> เอาเหมือนกันโต๊ะนั่น ao mĕuuan gan dtó nân + ค่ะ kâ(女性)or ครับ kráp(男性)
“同じものください” ていねいな言い方
同じもの”下さい” เอาเหมือนกัน ao mĕuuan gan の เอา ao は、
ขอ kŏr: ขอเหมือนกัน kŏr mĕuuan gan
สั่ง sàng: สั่งเหมือนกัน sàng mĕuuan gan
รับ ráp: รับเหมือนกัน ráp mĕuuan gan
に言い換えることもできます。
เอา ao 、ขอ kŏr と比較すると รับ ráp の方が丁寧だそうです。
ニュアンス的には、召し上がる、いただく あたりですね。
お客であれば、高級レストランでもない限り、
เอาเหมือนกัน ao mĕuuan gan
ขอเหมือนกัน kŏr mĕuuan gan
で問題ありません。
ただし、お店の従業員がお客に対して「おなじものですね。」という場合は、
สั่งเหมือนกัน sàng mĕuuan gan + คะ ká(女性)or ครับ kráp(男性)
รับเหมือนกัน ráp mĕuuan gan + คะ ká(女性)or ครับ kráp(男性)
というのが一般的との事。
まとめ
“同じものください” はタイ語でなんというのか書いてみました。
基本は เอาเหมือนกัน ao mĕuuan gan で大丈夫。
高級レストラン、飛行機の機内食なら รับเหมือนกัน ráp mĕuuan gan が感じがいいですね。
スマートに使い分けできれば、タイ人から良い印象を持ってもらえそう。
”同じ”の使い分けは難しいですが、よければこちらも参考にしてみて下さいね。
”同じ時間”はタイ語で?:
“同い年(同じ年齢)” はタイ語で?: