奥さんはサル⁉︎

友人のリンちゃん(タイ人)のご主人は日本人。
リンちゃんは母国語のタイ語以外にも、北京語と英語が話せる。でも日本語はまだそんなには上手ではないので、ご主人との会話は英語らしい。
ご主人は以前、私と同じタイ語教室に通っていたのだけど、最近は仕事が忙しくタイ語学習はしていないんだとか。

ご主人曰く、

「奥さんの名前を呼んだら、奥さんが私はサルじゃない!って怒るんですよー。何が間違ってるんでしょうねー?」

ちなみに奥さんのニックネーム(ชื่อเล่น ˈchʉ̂ʉ ˈlên)リンをタイ文字で書くと、

ลิน ˈlin

それに対して サルは、

ลิง ˈliŋ

日本人的にはどちらも”リン”だけど、名前の ลิน ˈlin の末子音は n なので、タイ語発音教室 によると、

『うんどう(運動)』の『ん』のように、前歯の上の歯ぐきの後ろに舌をピッタリつける。

のに対し、サルの ลิง ˈliŋ の末子音 ŋ は、

『おんがく(音楽』の『ん』のように、口の中を広く開けたまま、鼻にかかった『ん』

と発音しないといけないらしい。

たしかに、その場でご主人に最後口を閉じて、n の発音を意識して奥さんの名前を呼んでもらったところ、ちゃんと通じました笑。

旦那さんにタイ人の奥さんが違いを教えてあげなよ!って思う人もいるかとおもうのですが、タイ人的には n と ŋ は明らかに異なる発音なので、何度繰り返して発音してあげても日本人にはなかなか聞き取れないとは理解できないようです。

日本在住なので、ご主人はあまりタイ語の勉強の必要性には迫られない生活のようですが、やはりせめてタイ文字はちゃんと音と結びつけて覚えておいた方が良さそうです。

ちなみにご夫婦は結婚五年目…。

正しく奥さんの名前を呼ぶのに5年…国際結婚はいろんな意味でチャレンジがたくさんあるのね。