タイ語の類別詞

タイ語教室でタイ語テキスト”タイ語レッスン初級1″を使って類別詞の復習をしました。記憶にとどめたいものを書いておきます。

“このシャツはいくらですか?” とタイ語で言いたい時、思いつく文章は以下の二つ

1. เสื้อตัวนี้ราคาเท่าไหร่ ˈsʉ̂a ˈtua ˈníi ˈraa ˈkhaa ˈthâw ˈrày
2. เสื้อนี้ราคาเท่าไหร่ ˈsʉ̂a ˈníi ˈraa ˈkhaa ˈthâw ˈrày

タイ語として正しいのは1番だってわかるんだけど、でも日本語だと1も2も同じ”この服はいくらですか” に直訳される。なのでついシャツの類別詞 ตัว ˈtua を忘れそうになるのですが、タイ語ネイティブ的には2の表現はとても奇妙に感じるらしい。
先生の説明だと2のเสื้อนี้だけではこのへんにあるシャツなのか、複数あるいは一枚のシャツなのか具体的にどのシャツの話なのかわからないらしい。
私にはイマイチこの奇妙と感じるわけがわからなかったのだけど、英語だと定冠詞 a 、the が抜けた名詞のような感覚なのかも?

あとテキストには

“名詞と同じ類別詞を使う時は、名詞が省略されることがある。例えば、人の類別詞は khon である。「この人」は khon khon níi というが、会話では普通 khon níi と言う。”

引用元 タイ語レッスン初級1 P142

と表記されているのだけど、先生によると khon khon níi とあえて使う例外もあるらしい。
例えば、誰かの噂をしていて”本当にあの人は…”とか、良くも悪くもその人はと強調したい時は คนคนนี้ khon khon níi だそうだ。

タイ語は例外だらけだね。