タイの諺でこんなのを見つけました。
“สำเนียง ส่อ ภาษา กิริยา ส่อ สกุล”
ˈsǎm ˈniaŋ ˈsɔ̀ɔ ˈphaa ˈsǎa ˈkì rí ˈyaa ˈsɔ̀ɔ sà ˈkun
訛り 暴露する 出身地 マナー 暴露する 氏族
訛りで出身地がばれ、マナーでどんな家庭の出身かばれる = お里が知れる
英語で意味が近いのは”A tree is known by its fruit” でしょうか? タイ語のTwitter には#สำเนียงส่อภาษากิริยาส่อสกุล のハッシュタグもありましたよ。
タイ東北部出身のタイ語教室の先生は日本人はイサーン方言の発音が上手ね〜なんて言ってましたが、日本訛りのタイ語 ภาษาไทย สำเนียง ญี่ปุ่น が頑張ってもせいぜいの私には、違いがよくわかりません。ちなみにイサーン語とラオス語は近い関係にあり、先生はラオス語も喋られるようです。
私自身も以前ラオスに行った時、普通にタイ語が通じるので不思議な感覚でした。ラオスの人は自国よりタイのTV放送をよく見るという事情もあるようです。文字は異なりますが、見続けるとタイ文字のどれに相当するかわかります。やはり地続きの隣国同士なんだなあと思ったのですが、私にとっての一番の違いは フランスパン がラオスの方が圧倒的に美味しいことでした。旧宗主国フランスの置きみやげですね。