いつかどこかでお会いしたような人

先日の日タイ交流会でタイ人の人とお話ししていて、

บุพเพสันนิวาส ˈbùp ˈphee ˈsǎn ní ˈwâat soulmate

という単語が出てきました。
「日本語ではなんて言います?」と言われて自分には適切な単語が頭に浮かばず困ってしまいました。

その人の説明によると、

初対面なのにどこか懐かしい感じがする人、
奇妙なぐらいウマの合う人、
縁を感じる人、

のことを บุพเพสันนิวาส ˈbùp ˈphee ˈsǎn ní ˈwâat と表現し、

異性だけではなく、同性に対しても使うらしい。
タイ人相手に交渉する機会がある人なら、キラーワードとしてつかえるかも笑。

仏教徒のタイ人にとっては世の中の出来事に “偶然はない” そうで、前世からのカルマで全ての過去・未来の出来事は決まっているらしい。

話は変わるけど、タイ語教室の先生は、人間性の高い人を表現する単語に บุญ ˈbunという単語を使い、

คนมีบุญ ˈkhon ˈmii ˈbun 徳を持っている人 ー> 徳の高い人

と説明してくれた。

ただし、タイ人先生の言うところの คนมีบุญ は、前世で徳を積んだから現世でも良い生活(人間的に優れていると言う意味合い以外に、経済的に恵まれている人、地位の高い人も含まれます)ができるという発想らしい。

ちなみにบุญ ˈbunは、ทำบุญ ˈtham ˈbun タンブンのブンと同じです。

自身は前世を信じていないし、来世もないと思っているのでなかなか理解しがたい発想だけど、タイって面白いな!って再認識。