最近、タイ語の学習を同じ期間していても、タイ語が上手になる人とそうでない人の差はなんだろうと考えていました。
タイ語にかかわらず、さまざまな外国語の学習方法をググってみたのですが、外国人に日本語を教授されていた人がツイートで“多読”の重要性を強調されてました。
多読とは、文字通り本をたくさん読むことを言います。英語学習における多読とは、英語の本をたくさん読む(extensive reading)ことを意味し、やさしい英語をたくさん読むことで英語力の向上を図るというものです。
引用元:洋書をスラスラ読むために 洋書読みのペーパーバック・リーダーズ
と言うことらしい。
自身の場合はタイ語学習なので、英語のところをタイ語に置き換えればいいのね。でもこれ、実は人工知能と同じ学習方法なのです。”大量の” ”よい文章” を学習させることで、単語間の関連性などを学習し、正しい文章を認識・作成することができるようになるのです。
ちなみにタイ語より遙かに学習人口の多い英語学習ではどんな学習方法があるのかとサーチ、タイ語の学習にも応用できそうな学習法の解説ページを見つけました。
このページの外国語学習の流れは、
①発音の矯正→②ヒアリングと語彙の増強→③多読
英語でも発音の矯正からスタートというのは、すごく納得しました。よく通じればいいんだよ!って言う人がいますが、そもそも発音が正しくないと通じないので学習に要した時間が無駄になってしまいます。
コミュニケーションのための語学学習であれば、相手がわかるように発音する努力をするのが必要最低限のマナーかとも思います。
個人的にはタイ語の場合、①発音の矯正の前にタイ文字を覚えておく必要があると思いました。 文字を覚えていないと正しい発音が認識できないからです。タイ語の発音は声調があり、発音がより難しいので ①発音の矯正はより重要ですね。
実際にタイで語学学校に通った人の話だと最初は発音だけ3ヶ月学習なんだとか。東京外国語大学でも最初は発音だけを徹底的に矯正されたそうです。 でも日本国内の民間の語学教室で3ヶ月発音だけだと、みんなやめちゃうよね・・・。
②と③は独学で何とかなるけど、①は音声認識アプリとネイティブの先生にチェックしてもらう必要がありそう。
ちなみに毎日2時間を5年くらい続けることが必要で、トータル3500時間は必要だと書かれていました。極めて現実的な数字だと思います。
タイ語学習向けに自分なりにアレンジしてみると、
① タイ文字を覚える 「マリンのタイ語生活」
② 発音の矯正 「タイ語発音教室」、iOSまたはGoogle翻訳の音声入力で発音確認
③ ヒアリングと語彙の増強、ネイティブと会話でアウトプット NHKワールド、VOA、「目指せ!タイ語の達人」「間違いだらけのタイ語」
④ 多読、ネイティブと会話でアウトプット タイのウェブメディア
①〜④ に平行して「タイ語レッスン初級」->「タイ語の基礎」-> 「タイ語上級講座 読解と作文」2時間/日 計3500時間続ける
語学学習は才能は必ずしも必要ではありませんが、時間が必要です。どの言語にかかわらず、話したいと思ったら、一刻も早く始めるのが正解のようです。
個人的には以前買ってはみたものの、むずかしくて放置していた「タイ語上級講座 読解と作文」を久しぶりに開いてみたのですが、「!、読めるよ-!」もしかしてブログネタのためにタイ語ニュースをたくさん読んだのが効いたのかも!
人間いくつになっても成長できるんだね。なので、今はちょっとむずかしくても勉強したいテキストがあったら手に入れておくべきです。特にタイ語とかマイナー言語のテキストって在庫が無くなっても補充されないのがあるので…とほほ。電子化して欲しいよー!
Practice makes perfect
ฝึกฝนบ่อยๆ ทำให้เก่งได้ คนเราไม่ได้เก่งตั้งแต่เกิด
継続は力なり