4月に入って朝鮮半島情勢が緊張を増す中、「全ての選択肢がテーブルの上にある。」発言をニュースなどで耳にする機会が度々あります。元々の英語の表現と、タイ語でどう訳されているのか気になり、調べてみました。
この朝鮮半島情勢に関する発言、元々はアメリカ第一主義を掲げる米国大統領トランプ氏が4月6日安倍首相との電話会談での発言。それ以来、日本のニュースで目にすることが増えてきましたが、その日以降、ペンス副大統領、ティラーソン国務長官も北朝鮮に対し、同様の発言をしています。
元々の英語でのトランプ氏の発言は、
“All options (are) on the table“
外務省HPの日本語訳は、
”全ての選択肢がテーブルの上にある”
タイメディアのマティチョンでは、
”ทุก ทางเลือก ที่ มีอยู่ บน โต๊ะ”
ˈthúk ˈthaaŋ ˈlʉ̂ak ˈthîi ˈmii ˈyùu ˈbon ˈtó
全ての/ 選択肢/ 〜に/ 存在する/ 上に/ テーブル
ちなみにこの”All options on the table” 発言、トランプ氏が使用するのは対北朝鮮が初めてではありません。 今年2月外国人の米国入国制限に感しても同じ発言をしています。
日本では安倍首相が”対話と圧力”、”行動対行動”と繰り返し語っていますが、日本単独でできることは限度がありそうです。 ”狂犬” マティス氏も軍出身だけに慎重です。
人間つい悪い方に受け取りがちですが、どんな選択肢もあり得ると言っているだけで、現実になるまではどう考えるかは「あなた次第」なんですね。
個人的にはトランプ氏はもっと”ならず者”かと思っていたんですが、意外と普通? 暇つぶしにWWEでも見ることにします。