“ワイ” は挨拶じゃない?!

イサーン出身のタイ語先生、別世帯の息子夫婦が勝手に家に上がり込んでもOKなのに、TVで見るタレントのワイには厳しい。あのワイはファンへの敬意が足りない! 育ちが悪い! マナー知らず! と私から見るとまるでワイ評論家🙂

ほんの数秒のことなので、注意をして見てないと自分的にはどこが違うのか全然わからないのですが、タイ人的にはその人なりを判断するのに重要な事項らしい。

なのでタイではワイをどう教えているか気になって調べてみました。

タイの ”ワイ” 参考サイト(タイ語)

“ワイ” とは

ワイ(การไหว้ )男女共に同じく(ทั้งชายและหญิงปฏิบัติเหมือนกัน手のひら(การประนมมือ)と「アンチャリー(อัญชลี)」と呼ばれる両手の指先を近づけ、両手の手のひらを胸の前で等しく密着させて、指先をやや斜めにし腕を肘ではなく、体につけて尊敬を表す(การแสดงความเคารพ合掌の礼拝(การไหว้ การประนมมือ )、2つ揃う(ส่วนด้วยกัน)ことで構成されます(ประกอบด้วย)。

礼拝の”ワイ”

礼拝(วันทา) は、合掌で敬意(ความเคารพ)を示す行為です。次に、両手を顔に向け上げ、敬意を表す人のレベルに応じ(ตามระดับของบุคคล)、3つのレベルに分ける(แบ่งได้เป็น ๓ ระดับ)ことができます。

仏への “ワイ”

レベル1:仏(พระ)へのワイ 例えば(ได้แก่)、仏(พระพุทธ )、僧侶(พระธรรม)、修行僧(พระสงฆ์)、仏教(พระพุทธศาสนา)関連の寺院(ปูชนียสถาน)や仏像(ปูชนียวัตถุ)を含む、に対しひれ伏すこと( กราบ ) ー ベンチャーンプラディット(เบญจางคประดิษฐ์)式が不可能な場合(ในกรณีที่)はお辞儀(ค้อมศีรษะลง )し、合掌した手の親指(หัวแม่มือ)を眉間(หว่างคิ้ว)まで上げ、人差し指(นิ้วชี้)の先を額(หน้าผาก)の上部(ส่วนบน)に付けます。

ベンチャーンプラディット式礼拝:

มารยาทไทย : การกราบแบบเบญจางคประดิษฐ์

年上への “ワイ”

レベル2(ระดับที่ ๒)は年上の恩人(ผู้มีพระคุณ)例えば、祖父(ปู่)、祖父母(ย่า ตา ยาย)、両親(พ่อ แม่)、先生(ครูอาจารย์)を含む、尊敬する(เคารพนับถือ)人々に対するワイです。頭を下げ、合わせた手の親指を鼻先まであげて人差し指の指先を眉間につけます。

尊敬する人への “ワイ”

レベル3(ระดับที่ ๓)は、尊敬するあるいは少し年上の人(ผู้ที่มีอายุมากกว่าเล็กน้อย)の一般の人(บุคคลทั่วๆ ไป)に対するワイです。合掌し、親指はあご先にそして人差し指の先は鼻先に付けます。もし、同じ年齢の人(ผู้ที่มีอายุเท่ากัน)や友達へ敬意を表す場合は向き合って立ち、お辞儀する必要はありません(ไม่ต้องค้อมศีรษะ)。

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タイ人にとっての “ワイ” とは


ワイの種類について説明しましたが、上記中の尊敬する人へのワイは現実にはあまりないそうです。

タイ語の先生的には、

  • 目下の人からワイをされてもワイは返さない、
  • 外国人であっても年上の人からワイされるとキモチガワルイ(落ち着かない)。

…らしい。

要は、自分が敬意を示すべき相手(お坊さん、上司、両親、年上など目上の人)に対してしかワイはしないんだそう。
階級社会のタイにおいては、相手との相対的な社会的位置づけの確認…的なものかなと個人的には思いました。

あとワイをするとき合わせた手の親指の先の位置が

顎下<鼻下<眉間

と上がるにつれてリスペクト度UP。というのはわかりやすいなと思った次第です。