先日、タイ人の知り合いと話をしていて、
「木曜日までというのは、木曜日を含みますか? 具体的には何曜日までですか?」
と聞かれました。
彼女は日本に住んでもう5年、日本語能力試験 N2 保持者。普通に日本語で意思疎通も問題ないレベル。
現在も日本語レッスンに通っているそうですが、母国語のタイ語ではなく全て日本語で授業を受けるため、細かいニュアンスになると混乱するんだとか。
タイ語で置き換え可能な日本語であれば問題なく理解できるのだけど、日本語にあってタイ語にはない表現(例:は、が、の助詞など)は彼女にとって母国語ではない日本語でいきなり説明されてもよくわからないままになってしまうらしい。
で、彼女は「木曜日”まで“というのは、木曜日を含みますか? 具体的には何曜日までですか?」と日本語で言った後に、タイ語で
「 ถึง วันพฤหัส ˈthʉ̌ŋ ˈwan phá ˈrʉ́ ˈhàt ˈthʉ̌ŋ ですか? それとも ก่อน วันพฤหัส ˈkɔ̀ɔn ˈwan phá ˈrʉ́ ˈhàt ˈthʉ̌ŋ?」
と繰り返し聞いてきました。
「”木曜日まで” と言われたら、木曜日が期限なので、木曜日を含みます。」と答えたところ、
「 ถึง วันพฤหัส ˈthʉ̌ŋ ˈwan phá ˈrʉ́ ˈhàt ˈthʉ̌ŋ ですね。」
と納得したようです。
ถึง วันพฤหัส ˈthʉ̌ŋ ˈwan phá ˈrʉ́ ˈhàt ˈthʉ̌ŋ → 木曜日を含む
ก่อน วันพฤหัส ˈkɔ̀ɔn ˈwan phá ˈrʉ́ ˈhàt ˈthʉ̌ŋ → 木曜日を含まない(水曜日まで)
確かに重要案件の期限だと、1日違いで大変なことになっちゃう。ちゃんと覚えておかないとマイペンライとはいかないようです。