前回に続き、日本にノービザで違法労働していたタイ人男性が病気になり、入院したものの治療費がかさんで大変なことに・・・と言うマティチョン記事です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
วอนช่วยแรงงานไทยถูกหลอกไปญี่ปุ่นเคราะห์ซ้ำไตวายเฉียบพลันค่ารักษาพุ่งนับล้านเยน
日本へ騙されて行ったタイ人労働者が腎臓機能障害で治療費が数十万円に積み上がる 援助のお願い
ภาษาไทย | 発音記号 | English | 日本語 |
---|---|---|---|
แรงงาน | ˈrɛɛŋ ˈŋaan | labor | 労働者 |
หลอก | ˈlɔ̀ɔk | defraud | 詐欺行為をする |
เคราะห์ | ˈkhrɔ́ | fate | 悲運 |
คาดหวัง | ˈkhâat ˈwǎŋ | expect | 期待する |
กระทันหัน | krà ˈthan ˈhǎn | immediate | 緊急の |
วินิจฉัย | ˈwí ˈnít ˈchǎy | diagnose | 診断する |
ระบบหายใจ | rá ˈbòp ˈhǎay ˈcay | respiratory system | 呼吸器系 |
ฟอกเลือด | ˈfɔ̂ɔk ˈlʉ̂at | dialysis | 透析 |
คำแนะนำ | ˈkham ˈnɛ́ ˈnam | advice | 助言 |
ประมาท | prà ˈmàat | negligent | 無関心 |
ความกรุณา | ˈkhwaam kà rú ˈnaa | mercy | 慈悲 |
今の大きな問題(ปัญหาใหญ่)は患者は病院に支払うお金がなく、日々の生活に(ในชีวิตประจำวัน)使うお金もないという事だ。現地のタイ人の知り合いに頼らざる得ない。昨日私(フェイスブックアカウント主 通訳)はタイの労働者保護局(งานคุ้มครองแรงงานไทย)とタイ大使館(สถานทูตไทย)に連絡した。タイ大使館で担当者に面会する為、足を運んだが、労働者保護局は法に準じた正規の(อย่างถูกต้องตามกฎหมาย)労働者しか保護しないし、私達の国はそれらの人々を助けるだけの十分な予算(งบประมาณ)は持っていない。この件に関しては私は政府機関(หน่วยงานราชการ)を責める(ตำหนิ)気は全く無い。
よって私はタイの友人を助けるお願いをしたい。誰かいいアイデア(ไอเดียดีๆ )、アドバイス(คำแนะนำ)あるいは援助資金を持っている人はいないだろうか? 患者の代わりにお願いしたい。
患者の名前はสันติ สนสายสิงห์ さん 41歳 ウドンタニ出身。奥さんの名前は จอยさん 30歳で同じ県の人(ชาวจังหวัดเดียวกัน)だ。
日本に住んでいるタイ人はこの手の話は聞き飽きているかもしれない。なぜなら援助には終わりがないからだ。タイ人は法を犯して他国へ働きに行くことに対し無関心だ。特に日本国内では、この手のニュースは毎日だ。でも今日は責めないでほしい。病人を救いたい、それぞれができる事で助け合う(คนละไม้คนละมือ:直訳 一人に一本の木、一人に1つの手)、少しずつ。
僕は今困っている人間を助けるのは誰にとっても難しいことだが、黙って見過ごす(นิ่งเฉยดูดาย)事はしたくないと思っている。寺に寄進するのと同様に人々も救ってほしい。どんな慈悲(ความกรุณา)でも感謝します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
うーん、考えさせられます。タイはずいぶん豊かになったと思っていたのですが、未だ日本に労働者としてやってくる人がいるのですね。いろいろ問題があると言われている外国人技能実習制度も需要と供給があってのことだと思いますが、安くて大量に供給されるものの一部はそれなりの安い理由があるのかも。メキシコからの違法季節労働者に依存するカリフォルニアのワインメーカーとあまり変わりなさそう。
健康保険が無い状態で病気を発症してしまい、多額の請求がくるのは多くの国で誰にでも起こりうることかもしれません。日本の健康保険制度は世界でもトップクラスで特に低所得者への手当は手厚いので、普段日本で生活していてありがたみを実感する機会がありませんが、米国のようなGDP世界第一位の先進国でも低所得世帯では無保険率が高く、ちょっとした病気で自己破産に追い込まれる人たちもいると聞いて悲しくなります。
近年日本へ旅行する外国人が増えましたが、中には無保険で旅行中に入院して病気が治ったら失踪なんてケースも多々あるそうです。ひどい!
個人旅行される人の中には保険に入るのを忘れちゃって・・・なんて人もいるかもしれません。ほとんどの場合、何も問題が無く帰国して、掛け捨てですからちょっともったいない気もしますが、自身は現地の病院に支払いの迷惑はかけたくないので、とにかく保険だけは入っておこうと思いました。