外国語の学習などで知らない単語はまずは辞書で調べると思うのですが、簡易的な辞書では一義的な意味しか分からず細かいニュアンスが分からないこともあると思います。
例えば、หวงとอิจฉาをあるタイ英辞書で調べると、両者ともに jealous 嫉妬する と出てきます。
でも、タイ語ネイティブの先生に聞くとこれらの単語のタイ語でのニュアンスは異なります。
หวงน้องชายหวง/ น้องชาย
wŏng/ nóng chaai
独り占めしたい/ 弟
-> 弟を独り占めしたい。
อิจฉา/ น้องชาย
ìt-chăa/ nóng chaai
妬ましい/ 弟
-> 弟が妬ましい。
หวง wŏng が可愛いくてたまらないというニュアンスなのに対し、อิจฉา ìt-chăa は嫉妬の感情を表現しています。
上記例文の場合、複数の選択肢から選ぶなら、
หวง wŏng は possessive
อิจฉา ìt-chăa は envy に近そうです。
やはり、細かなニュアンスはネイティブに教えてもらわないとわからないことも多いなあと思いました。
タイ語は日常的に使う単語ほど複数の意味、裏の意味などがあり、自動翻訳や単語を引いてもよく意味が通じないことが多いです。
やはり、ネイティブに直接教えてもらうのは価値があることだと思いました。