オリジナルの日本語版では、方言、独特の口癖(巻島先輩の「ショ」とか)がどんな風に翻訳されているか(されていないことも多いのですが)比較するのがおもしろいです。
今読んでいるところは、箱根学院のアシスト荒北くんが先行する総北を追っているところ。 荒北くんは元ヤンキーで口が悪いので、沿道の応援にも噛み付きます。
“ジャマなんだよ‼︎”
“เกะกะนะเฟ้ย“
“Out of my way!!”
เกะกะ นะเฟ้ย
ˈkè ˈkà ˈná
ジャマ/ なんだよ(末助詞)
“ボケナスが‼︎”
“พวกโง่เอ๊ย”
“…ya morons!!”
พวกโง่ เอ๊ย
ˈphûakˈŋôo ˈʔə́əy
バカ/ が(末助詞)
英語版で使われている morons は低脳、知能の低い人。yaはyouの口語表現。実際に知能に問題のある人にはあまり使われなくて、実際にはくだらないことを喋ったり、したりするおマヌケさんを表現するのに使われているらしい。
ちなみにジャマ เกะกะ ˈkè ˈkà ですが、オンラインレッスンの先生曰く、大人は”ジャマなんだよ‼︎” とは言わず、ちゃんと礼儀正しく “ขอทางหน่อย ˈkhɔ̌ɔ ˈthaaŋ ˈnɔ̀y (道をあけて下さい)” と言いましょう笑 、とのことです。