図書館の帰り、ランチを食べに近所のタイ料理屋さんを久々に訪問。ここのお店は女性1人でも入りやすく、日本人オーナーは気さくでとても感じの良い人。ランチの時間はご夫婦で対応し、ディナータイムはタイ人留学生にアルバイトで来てもらっている。
個人的にはタイ語の会話も練習できて羨ましいなぁとか、思ってしまうが、若い学生かつ、外国人に働いてもらうのはなかなか神経を使うらしい。
アルバイトのタイ人留学生は、比較的裕福な家庭の出身者が多い為、食器洗いや料理の経験自体全くない人も多数。タイ母国でもアルバイトの経験がない人もいる。
で、キッチン業務がダメならホールで接客、ともいかないらしい。というのは、中流家庭出身の普通のお嬢さん方なので、内気な人が多く、知らない人(お客さんですが)と話すのがニガテ。自分より所属階級が低そうな人とは露骨に話したがらないらしい。で、オーナーが見かねて注意するらしいのだが、理解できているのか疑問。
では彼女らにとって自分より階級が低そうに見える人とはどんな人を指すのかというと、同じタイ人でも地方出身者、労働者階級っぽい身なりの人、肌が黒い、など。 レストランに来る外国人客ならラオス人やカンボジア人。ひどい話であるが、本国の日常生活で客として出会わない人々なので、余計にそんな態度を取ってしまうのでしょう。
で、内気そうに見えるタイ人お嬢さん方が実際に気が弱いかというとそうでもない。あるアルバイトの子はオーナーが本来提供しなくても良いサービスで出した賄い食 の春雨炒めがお気に召さなかったらしく、「私はお肉が食べたい! 」と頑なに主張(笑)。オーナーもムッとして「いいよ。じゃ食べなきゃいいでしょ!」というと「ひどーい!」と反論。なんか、子どもと母親の会話みたい…。
でも大学生の世代だと国籍に関係なく、こんな感じなのかも・・・。
日本人オーナーの苦労はまだまだ続きそうである。