“これは何?”はタイ語でなんと言うでしょうか?
そんなのカンタン! 最初にテキストに出てくるでしょ?って思われる方がほとんどだと思うんですが、自分はちょっと悩みました。
さて、”これは何?”は以下のどちらでしょう?
A. นี่เป็นอะไร ˈnîi ˈpenʔà ˈray
B. นี่คืออะไร ˈnîi ˈkhʉʉ ʔà ˈray
答えは、B
นี่คืออะไร ˈnîi ˈkhʉʉ ʔà ˈray
です。
เป็น ˈpen も คือ ˈkhʉʉ も日本語では”〜です” と習うので、どちらも使えるのかと思うけどそうではないみたい。
めこんの間違いだらけのタイ語 によると、
A < B なら เป็น ˈpen 、BはAの性格、性別、国籍、職業、関係、病気などで、AとBを入れ替えると意味をなさない。例えば、
เขา เป็น คนไทย 彼はタイ人です → ○
คนไทย เป็น เขา タイ人は彼です → ×
A = B なら คือ ˈkhʉʉ 、BはAとイコール、Bに固有名詞を置くことができる
で、AとBを入れ替えても文章として意味をなす場合は、คือ ˈkhʉʉ ということらしい。
では、นี่เป็นอะไร ˈnîi ˈpenʔà ˈray ってタイ人が聞いたらどう解釈するかというとオンラインレッスンの先生によると、
นี่…เป็นอะไร? ˈnîi… ˈpenʔà ˈray → ねえ…どうしたの?
って判断するみたい。
もちろん、普段から外国人と接する機会のある人は、”これ何ですか?”って言いたいんだなって理解してくれそうですが、不自然な表現なそうです。