オトナの外国語学習は

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NHK Eテレの「ニュースで英会話」に出演されている鳥飼玖美子 立教大学 名誉教授のインタビューが東洋経済紙 2/11号に載っていました。
内容は、子供の英語教育について”「一年でも早く始めるべき」は本当か” でした。
私自身は理系で、英語、タイ語共に社会人になってから始めたので、興味深く読みました。
同時通訳の草分けでもあり、留学経験はありますが日本国内で主な教育を受けて日米同時通訳者になった鳥飼氏の発言で印象に残ったのは以下の2点、

  • 幼児期の外国語教育の優位性は証明されていない。
  • 成人になってからの外国語習得の目安は、毎日3〜4時間+予習、復習 で二年間(1クラス 4人程度のクラス)。

仮に毎日5時間学習に費やすと仮定すると、

5(h) * 365(day) * 2 (year) = 3,650(h)

“一万時間の法則” の約3分の一ですね。”天才! 成功する人々の法則”でマルコム・グラッドウェルのいうところの”天才(ネイティブレベル?)” には厳しくても”そこそこ喋られるレベル”なら 3,560時間を目安に頑張れば何とかなる?ということでしょうか?
外国語の学習者はこの数字を毎日の学習時間で割れば、x年後には外国語がそこそこものになってるって希望になるかも。

ちなみに自分計算して見ましたが、このペースだと生きている間に”そこそこのレベル”すら達する事は厳しいことがわかりました…。

そもそも、毎日何時間も外国語の学習を続けることが出来る事自体が才能だyo!