“たぶん” はタイ語で?

弱虫ペダルの7巻を読んでます。

その中で、合宿3日目の途中、2日目の最終周回で2年生と主人公小野田くんその他の一年生で勝った方がインターハイメンバー候補という、ちょっと謎ルールなシーンがあります。

2年を指導してきた3年の田所先輩と主将 金城さんの会話

“どっちが先に入ると思う”
นายคิดว่า ฝ่ายไหนจะ *เข้าเส้นชัย ก่อนล่ะ
ˈnaay ˈkhít ˈwâa ˈfàay ˈnǎy ˈcà ˈkhâw ˈsên ˈchay ˈkɔ̀ɔn ˈlâ
おまえは/思う/どちらの側が/~になる/入る/先に/

*เข้าเส้นชัย ˈkhâw ˈsên ˈchay come in ゴールインする

文末の ล่ะ ˈlâ はこの文章では会話相手への質問としての用法です。ล่ะ ˈlâ が使われている事で、この会話をしている人同士は親しい間柄(同学年のチームメイト)とわかります。
ล่ะ ˈlâ の質問以外の用法は、

ล่ะ ˈlâ 文末詞 − 疑問文・命令文などの文末につけて強調する

(引用元:プログレッシブ タイ語辞典

使い方の例を見たい方はこちらへどうぞ。

“運のある方だな”
ฝ่ายที่มีดวงล่ะมั้ง
ˈfàay ˈthîi ˈmii ˈduaŋ ˈla ˈmáŋ
側/ (関係代名詞)/ 持っている/ 運/ たぶん

ล่ะมั้ง ˈla ˈmáŋ ≒ มั้ง ˈmáŋ maybe たぶんじゃないのかな? かもね? と思うけど…

あまりよくわからない、確度が50%程度のときに使うそう。มั้ง だけでも ล่ะมั้ง と同様に”たぶん”という意味ですが、ล่ะだけだと会話相手に対する質問になってしまうのでこの文章では使えません。

会話の最後に มั้ง ˈmáŋ とつければ、たぶん、…と思うけど、…じゃないのかな? になるのでイマイチ自信のない返事をするときに便利ですね。