弱虫ペダルの英語・タイ語版を日本語オリジナル版と比べ読みしています。コミックは基本口語表現+現地読者層向け翻訳なので、辞書で調べても出てこない表現が多く、難易度高めなのですが面白いです。
今読んでいるのは、一人チームから遅れた千葉総北高校の小野田くんがチームに追いつくため、京都伏見高校の御堂筋くんを抜こうとするところ。
追い抜こうとする小野田くんに対し、御堂筋くんは勝手に抜くなよとプレッシャーをかけます。
御堂筋くん:
それでもボクを抜く?
…CARE TO PASS ME?
ยังจะแซงผมไปอีกรึเปล่า?
小野田くん:
抜きます‼︎
I WILL PASS YOU!!
แซงครับ!!
御堂筋くん:
キモッ
GROSS!
หยะแหยง
御堂筋くんは、しょっちゅう「キモッ」とか「キモ」って言うんですが、タイ語では「หยะแหยง yà-yăeng」と訳されています。
この単語、辞書で調べてみたのですが登録されていなかったので、タイ語オンラインレッスンで先生にニュアンスを聞いてみました。
หยะแหยง
yà-yăeng
は日本語で”キモい”なのですが、カジュアルなニュアンスで友達同士の会話とかで「きもっ!」って軽くいう感じなんだそう。ただ女の子同士だと軽いけど、男の子が言うとキツく感じるかなって言ってました。
同じキモいでも男子が言う「ขยะแขยง kà-yà kà-yăeng」はちょっとコワイというか、シリアスな感じらしい。
英語翻訳のGROSSは例えが悪いですけど、駅でおブスカップルがいちゃついてるのを見ちゃって、気持ちわりー😱って感じです。
が、最近では20代以下のネイティブには cool って意味合いで使われることもあるとか…。
言葉ってムズカシイです。