タイ語をいくら学んでも、実際の会話で相手に通じなければ楽しみが半減です。
日本語が母国語の自分にとって、声調、日本語にない音がある言語は鬼門。でも習得しないとタイ語学習の前提が崩壊しちゃう。 何とかしたいけど独学だと正直きびしい、そして発音に特化した本は意外と少ない。
そんな自分がバンコクの紀伊国屋で見つけたタイ語発音テキスト”発見 タイ語発音 日本語から学ぶ9つのポイント(CD付)”は良書! ぜひ読んで欲しいです!
”タイ語レッスン初級”著者の一人でもある本書著者の丸山秀夫氏はタイ在住でアサンプション大学の日本語講師をされていています。130ページほどの薄い本ですが、同じ日本語を母国語とする丸山氏のタイ語習得経験から、同じ日本人ならではの発音の弱点の克服方法が 口の開き方、舌の位置 で詳しく解説されています。
自分はこの本のおかげで、タイ人に聞き取ってもらいやすい発音のコツや、通じにくい単語を知ることができました。
まだまだ克服できていない発音も多いですが、何故通じないのか認識して独学で発音練習するのに役立てています。
タイ語発音の自主練方法:
日本で販売されているタイ語テキストは発音にターゲットを絞った本が少ないので、発音を改善したい人には貴重なテキストだと思います。
電子書籍化されていないのでオンライン書店でお取り寄せするか、タイに行かれる方は是非、紀伊国屋あたりで手にとってみてください。
タイの紀伊国屋サイト(送料高めですがサイトは日本語対応有り):
この本、丸山氏のタイ語発音が通じないエピソードがちりばめられています。
うんうんと思わずうなずいたり、くすっと笑ってしまったり、読み物としても楽しいテキストです。ぜひ、日本でも出版して多くのタイ語学習者に読んでもらいたいです。