タイ語で書かれた日本に関する記事は、自身にとって貴重なタイ語学習資料です。
軽めの記事が多いイメージの Manager online で、日本古代神話の記事を見つけました。古代日本の神々の名称がタイ語に訳されていて、興味深かったです。
ว่าด้วย “แดนอาทิตย์อุทัย” ในความเชื่อ:
”日出ずる国”の真実とは
กาลครั้งหนึ่งนานมาแล้ว… Once upon a time 昔々あるところに
ศาลเจ้าอิเซะ Ise shrine 伊勢神宮
พงศาวดาร chronicle 年代記
ราชกกุธภัณฑ์ regalia 神器
タイ語に訳すのがすごく難しそうな古代日本神話の説明ですが、この記事のライターさん
ดร.โฆษิต ทิพย์เทียมพงษ์氏は東京外語大学のタイ語教授なんですね。さすがです。
記事内容は古事記の上巻、イザナギとイザナミの国産み部分の説明ですが、タイと比較しながら記述されている部分もあります。
例えば、太陽といえば日本では女性である天照大神なのに対し、タイではラーマキエン物語の登場人物スグリーヴァの父だそうです。タイの成り立ちを示すのはランカムヘーン大王の石碑(ศิลาจารึกพ่อขุนรามคำแหง )なのに対し日本は神話。
天照大神をタイ語で何と訳しているかは、記事を読んでのお楽しみ。
ดร.โฆษิต ทิพย์เทียมพงษ์ はこんな記事も書いてらっしゃるようです。
พ่อของสุครีพในรามเกียรติ์:
恥ずかしいですが、自国のことなのに知らないことが多過ぎ+日本文化固有の表現をどう訳して良いかわからなくて、外国語で説明するのがとても難しいです。こうなると言語能力以前にちゃんと理解できていないということなんですが・・・。