“ホンモノ”はどっちだ!

「รู้ทั้งรู้ว่า ชั้นเป็นพวกยิ่งห้ามยิ่งต้องพูด แท้ๆ…」オレが口止めされたら言っちゃうタイプだってわかってるクセに… というセリフの แท้ๆ ˈthɛ́ɛˈthɛ́ɛ の意味がわからず、タイ語オンラインレッスンの先生にききました。

先生の説明によると แท้ๆ ˈthɛ́ɛˈthɛ́ɛ はここでは “〜にもかかわらず” “〜なのに” という意味合いなんだそう。でも、それ以外にも “ホンモノ”という意味もあるそう。

辞書で “本物の”、 real (形容詞)を調べると แท้ ˈthɛ́ɛ以外に จริง ˈciŋ などがあります。
使い方の例としては、

แท้ ˈthɛ́ɛ は、

ของแท้ 本物の
น้ำหอมแท้ 本物の香水
สินค้าของแท้ 本物の商品
ศาสนา แท้ 本物の宗教
รักแท้ 本当の愛
ไอดีแท้ 本物のID

จริง ˈciŋ は、

ตัวจริง 本人
เรื่องจริง 本当の話(実話)
จำนวนจริน 実数

などなど、

では、 本物のお札(紙幣)と言いたい時 แท้ ˈthɛ́ɛ と จริง ˈciŋ のどちらを使うかというと、

แท้ ˈthɛ́ɛ → ธนบัตรแท้ thá ná ˈbàt ˈthɛ́ɛ

なぜかというと、

แท้ ˈthɛ́ɛ はブランド品など非生物の形のあるものなどに使うのに対し、
จริง ˈciŋ は 生物などに対して使うことが多いと説明を受けたのですが、用例を見ると例外もたくさんあるようで、ちょっと自分にはうまく理解できませんでした。

先生は英語が母国語の人にもタイ語を教えているのですが、英語にはこのような使い分けが無いのか説明に苦労するそうです。
うーん、こういうのって覚えるしか無いのかな。キビシイ!