2000年代以降にタイ旅行でバンコクに行った人は、タイってあんまり日本と変わらないかもって思った方も多いと思います。他の東南アジアと比較すると比較的安全で清潔。バンコク市内には紀伊國屋、ドンキホーテなど日本でお馴染みのお店もあり、旅行期間中に不自由を感じることも少ないと思います。
90年代以前は、インフラが脆弱なことによる感電死、火災による死亡や高い交通事故率などタイもアメージングなイメージだったのですが、近年はそんなワイルドなイメージも過去のもののなりつつあります。
タイの日常に潜む危険 タコ!
が、久々にタイの日常に潜むデンジャラスを感じる記事を見つけました。
เกือบได้ขึ้นสวรรค์! หนุ่มซื้อซูชิแถวบ้าน เจอคล้ายหมึกบลูริง ร้านแจงไม่ได้แล่เอง สับปนกันมา:
เกือบได้ขึ้นสวรรค์! หนุ่มซื้อซูชิแถวบ้าน เจอคล้ายหมึกบลูริง ร้านแจงไม่ได้แล่เอง สับปนกันมา
拙訳:
ほぼ天国行き(ขึ้นสวรรค์)! 若い男性が近所でお寿司(ซูชิ)を購入し、ヒョウモンダコを発見。 店側は「店で切ったのではなく、混ぜただけ。」と説明。
ヒョウモンダコとは
ヒョウモンダコといえば、温暖化に伴い関東沿岸でも報告が相次ぐ猛毒のタコ!
サイズも小さく見た目はカワイイのですが、唾液に含まれる神経毒テトロドトキシンは呼吸困難を引き起こし、日本国内でも死亡例が報告されています。
ヒョウモンダコはタイ語で
ヒョウモンダコはタイ語で คล้ายหมึกบลูริง または หมึกสายวงน้ำเงิน と言われています。
คล้ายหมึกบลูริง kláai mèuk bloo ring
หมึกสายวงน้ำเงิน mèuk săai wong náam ngern
意味は คล้ายหมึกบลูริง 青インクの輪模様のタコ、 หมึกสายวงน้ำเงิน 群青色のリング模様のタコという感じです。
タコなのイカなの?
ここでタイ語の学習者は、あれ?と思われたかもしれません。
なぜならタイ語学習では หมึก mèuk はイカと習うからです。タイでは元々タコは食べられておらず、イカの一種と捉えられていたようです(参考資料:タイ語と日本語の語彙の違いーイカとタコは区別しない?)。厳密にはタイ語でイカは หมึกกล้วย mèuk glûuay、タコは หมึกสาย mèuk săai または หมึกยักษ์ mèuk yák などと言います。
ちなみにタイ語オンラインレッスンのタイ人先生にバンコクの寿司屋さんで、どうやってタコを注文するの?と聞いたところ、写真があるから大丈夫!って言ってましたw それって、特にタイ語をおぼえなくても大丈夫って意味ですね…。