タイの映画 “คิดถึงวิทยา” The Teacher’s Diary その1

タイ語教室の授業で、タイ映画 ”คิดถึงวิทยา”The Teacher’s Diary (2014) ” を観ています。

この映画は日本では”すれ違いのダイアリーズ”というタイトルで、2016年に公開されました。タイ北部湖畔の水上分校 สาขา เรือน แพに飛ばされた小学校の先生の話ですが、まだ見終わっていないので内容はわかりません。主人公は標準タイ語ですが、地元の人役は北部タイ訛り สำเนียง ˈsǎm ˈniaŋ だそうです。

タイでDVDを入手すると、聴覚障害者用のスクリプト(タイ文字字幕)表示ができます。ただしタイ人の先生によると実際のセリフと100%は一致しないとの事。

いくつか面白そうな表現を教わったので、シェアしますね。

校長先生(男性):

เรา เป็น ครู นะ
私たちは先生なんだから、

ต้อง รักษา *ภาพลักษณะ์ ของ เรา ไว้ บ้าง
私達のイメージを守ったりとか、しとかないといけないんだよ。

*ภาพลักษณะ์ ˈphâap ˈlák  イメージ(一般の人が期待する特徴)
ภาพ ˈphâap image 象徴 reflection 現れ
ลักษณะ ˈlák sà ˈnà characteristic 特徴

エーン先生(女性):

พูด *เกินไป หรือเปล่า คะ
言い過ぎじゃないですか?

ตัดสิน ว่า แอน **เป็น ครู ที่ ใช้ ไม่ได้ ก็ เพราะ ว่า แค่ นี้ เอง เหรอ คะ?
これ(イレズミ)だけで、エーン(自分)は先生として使えないって決め付けるんですか?

*เกินไป ˈkəən ˈpay 〜し過ぎ 用例:กิน เกินไป 食べ過ぎ
**เป็น X ที่ ใช้ ไม่ได้ pen X ˈthîi ˈcháy ˈmây ˈdâay Xとして使えない

エーン(แอน)先生 美人ですが、気が強いです。イレズミรอยสัก ˈrɔɔy ˈsàk)を校長先生に消せと言われて逆ギレです。日本人の女優さんだと、菜々緒さんのイメージでしょうか。中華系タイ人でスタイル良くて(หุ่นดี ˈhùn ˈdii)、ステキです。

授業で見たのは冒頭の5分程度ですが、セリフを聞いて理解するのはかなり難しかったです。