“表の仕事”、”裏の仕事”はタイ語で?

この前、การงานสะอาด ˈkaan ˈŋaan sà ˈʔàat という表現に出合いました。
直訳すると、

การงาน ˈkaan ˈŋaan work 仕事
สะอาด sà ˈʔàat clean きれいな
→ きれいな仕事

反対の言葉もあってการงานสกปรก ˈkaan ˈŋaan ˈsòk kà ˈpòk というらしい 。

การงาน ˈkaan ˈŋaan work 仕事
สกปรก ˈsòk kà ˈpòk dirty 汚れた
→ 汚い仕事

なんとなくどういう意味か想像できるけど、タイでも同じニュアンスかどうかわからない。

なのでタイ語オンラインレッスンの先生に聞いてみました。

การงานสะอาด ˈkaan ˈŋaan sà ˈʔàat というのは、合法的な仕事
いわゆる表の仕事一般を意味するんだそう。
それに対し、

การงานสกปรก ˈkaan ˈŋaan ˈsòk kà ˈpòk非合法な仕事裏の仕事
を意味するそうです。

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ただ、タイ仏教的にはたとえ合法であっても、仏教の五戒(不殺生、不偸盗、不邪婬、不妄語、不飮酒)を破るような職業、例えば屠殺業、酒屋、売春などは การงานสกปรก − 汚い仕事(裏の仕事)になるようです。

タイの中流家庭出身のタマサート大卒先生から見ると、仏教の五戒に反する職業である売春なんかはマトモな人間のやる事ではないと言っていました。
恐らく一般的な大多数のタイ人は同じ感覚なのではないでしょうか。

バンコクのソイナナ辺りではその手の女性(男性も?)を普通に見かけるので、タイは売春に対して寛容なのかと勘違いする外国人も多そう…。
外国人観光客が旅行で接するタイ人は一般的なタイ人とは異なるのでしょうがないですね。