“ほほえみ外交”は英語とタイ語で

最近の平昌オリンピック関連のニュースで”ほほえみ外交“という単語を耳にします。ほほえみ外交の起源が何語かはわからないのですが、英語やタイ語のニュースではどう表現されているか気になり、調べてみました。

英語では、

BBC(英): charm offensive, friendly overtures
Telegraph(英): smile diplomacy
VOA, CNN, Bloomberg(米): charm offensive

North Korea’s cheerleading charm offensive:

The cheerleaders North Korea will send to the Olympics have played a surprisingly important role.

イギリスのメディアでは複数の表現が使われていたのに対し、アメリカメディアでは一般的に”Charm offensive”が使われるようです。

Weblio辞書で、”Charm offensive“とは、

魅力攻勢。特に政治や外交の場面で、目標を達成するために、意図的にお世辞や自身の魅力を利用すること

と説明されていました。

ちなみにタイ語でほほえみ外交に相当する表現は NHK Worldで以下の表現が使われていました。

นโยบายเชิงรุกภายใต้รอยยิ้ม
ná ˈyoo ˈbaay ˈchəəŋˈrúk ˈphaay ˈtâay ˈrɔɔy ˈyím

นโยบาย ná ˈyoo ˈbaay, policy, 政策
เชิงรุก ˈchəəŋˈrúk, offense, 攻撃
ภายใต้ ˈphaay ˈtâay, underneath ,〜の下に
รอยยิ้ม ˈrɔɔy ˈyím, smile ,微笑み

ただ自身はタイメディアでほほえみ外交に該当する表現は見つけられず。 NHK Worldで使われていた表現は、英文記事との整合性を取るための表現かも? と思ったりして…。
言葉として表現できても、東アジア情勢に詳しい人でなければ 「ナニソレ?!」でしょうね。言葉は生活と密着しているのね…。