“はい”がタイ語会話で通じないとき

タイ語教室で先生が「Sさんはね、私が行く?それとも行かない?って聞いてるのに”ใช่ ˈchây (はい)”って答えるのよ〜!」と一人で爆笑していました。
日本人的には何が笑いのツボなのかわからないのですが、たしかにタイ語テキストの会話例だとこんな感じの会話になっています。

質問: จะไปกินข้าวด้วยกันไหม 一緒に食事に行かない?
答え: ไปค่ะ 行きます あるいは ไม่ไปค่ะ 行きません

日本人の感覚だと、

ใช่ ˈchây = yes, はい

なので、ใช่ ˈchây と答えれば「はい(行きます)。」と答えたことになるかと思うのですがタイ語会話的にはそうではないようです。

先生曰く、私は日本に住んで長いし日本語を知っているからใช่ ˈchây と答えられて、”行きます”って言いたいのかなってわかるけど、一般のタイ人には通じないよ。タイ人的には「行かない?」の答えは当然「行く」あるいは「行かない」のどちらかなので「はい」と答えられても何に対して「はい」なのか意味がわからない。だそうです。

自分は日本人なので、それぐらい想像つくんじゃない?と思ってしまうのですが、先生の話を聞く限りではそうではないようです。言葉の壁+文化的な壁ってこういうことなんでしょうかね?