” 言ったら死刑”はタイ語で?

タイ語字幕付き弱虫ペダル SPARE BIKE(アニメ) を見ました。
音声は日本語なのでタイ語はほとんど読まなかったのですが…というか、読んでる間に次に切り替わって全然読めなかったのですが(笑)、最後の方で3年生の巻島先輩が一年の小野田くん達に言うセリフが面白かったので書き残しますね。

”ヤバイっしょ” ”แย่แล้วช่ะ”

ช่ะ は “〜でしょ?” というニュアンスらしいのですが、元々は
ใช่ไหม → ใช่หรือเปล่า → ใช่ป่ะ → ช่ะ
と変化したものらしい。変わりすぎっショ!
で ช่ะ は、高校〜大学生あたりが使ういわゆる若者言葉なので、タイ人の先生曰く50代以上の人には意味がわからないかも…だそうです。

”マジ殺される” ”จะโดนฆ่าทิ้งแล้วช่ะ”

タイ語を見てマジって書いてないじゃナァイ! って思ったりもしたんですが、先生の解説ではこの文章の จะ + แล้ว は未来におけることがらの完了を強調しているのでマジに相当するんだとか。โดนฆ่าだけで殺されるですが ทิ้ง が後ろにつくと 殺されて + 棄てられる という
更に強調する意味合いに…。

”言ったら死刑” → ”ถ้าปูดล่ะก็พ่อเจื๋อนแน่”

日本語では死刑ですがタイ語では เจื๋อน です。おそらくこのเจื๋อนという言葉、辞書には載っていないと思います。เจื๋อน は เฉือน から変化した言葉で、意味は スライスする 、つまりは首を切ると言う意味。タイ語の方の直訳は もし秘密をバラしたら、確実に打ち首だ かな…。

でも、巻島先輩 “死刑”って…プププ。