タイ語教室の先生はタイ東北部ガラシンの出身。私個人は行ったことがないのでどういうところかわからないのだけれど、先生の話によると田舎なんだそう。
タイの都市部と田舎の差がどの程度かはわかりませんが、情報格差は存在するらしく未だに日本人はみんなお金持ちと無邪気に信じて疑わない人が多いらしい。
なので日本人と結婚した先生の実家には “娘と日本人を結婚させたいから紹介して。” だとか “お金貸して。”とやってくる人がいるらしい。
日本の実情を知っている先生としては、周りの人に 外国で生活するのは大変だから、お金目当てとか安易な気持ちで結婚を考えるのはやめた方が良い と、極めて真っ当なアドバイスをするのだが、そもそも日本のことをよくわかっていない欲に目が眩んだ田舎の人には理解してもらえない。なので田舎に里帰りの際にはなるべく外出も控えて、目立たないように心がけているそうな。
そんな先生の努力をぶち壊したのが、同じ村の女性で日本人と付き合った知り合いの女性。籍は入れていないらしいが、交際相手の日本人から金銭援助を得て住んでもいない田舎に広大な別荘を建築。新築祝いには東北地方で一番有名なモーラム楽団を招いて派手にお祝いをしたらしい。日本だと演歌歌手を呼ぶようなものなのかな?
周りにもチヤホヤされてお金を貸してあげたり、奢ったり、かなり派手な生活を送っていたらしいのだが、日本人の交際相手と別れそんな時期も長くは続かず…。
で最近、その女性が先生の実家に別荘を買って欲しいと話に来たらしい。
以前は何台も乗用車を持っていたのが、今はバイクで移動。タイ人の彼氏と付き合っているんだとか。
江戸っ子じゃないけど、宵越しの金は持たないんですね。
ここまでくると清々しいです。
ちなみに彼女まだ30代前半だそうです。またビックウェーブがやってくるといいですね笑。