日本の説明を外国語でする時、ややこしいのが自衛隊の説明。
「日本には軍隊がありますか?」と質問されても、答えがグレー。YES or NO で答えられないよ。
憲法 (รัฐธรรมนูญˈrát thà ˈtham má ˈnuun constitution)上は(国際紛争を解決する手段としての)軍隊は保持し得ないけど、現実には自衛隊という組織が存在している。でも定義上は軍隊ではない。日本の事情に疎い外国人にとっては理解が難しそう。
「日本には軍隊がありますか?」に対する、教科書的な回答を考えてみました。
日本国憲法九条は国際紛争を解決する手段としての武力行使を禁じています。
Japanese constitution does not allow the execution of military force as a means of setting international disputes.
มาตรา 9 ของรัฐธรรมนูญแห่งญี่ปุ่นไม่อนุญาตให้ก่อตั้งกองกำลังทหารในการแก้ไขข้อพิพาทระหว่างประเทศ
自衛隊は1954年に自国の防衛を目的として設立されました。
Self-Defense Force of Japan were established in 1954, for the self-defense purpose.
ประเทศญี่ปุ่นก่อตั้งกองกำลังป้องกันตนเอง เพื่อเป็นประโยชน์ต่อความมั่นคงของญี่ปุ่นเอง ในปี1954
自衛隊は災害時には人命救助活動や復旧作業も行います。
In times of major disaster, the Self-Defense force perform rescue activities and restoration of the scene.
เวลาเกิด*ภัยพิบัติ กองกำลังป้องกันตนเอง ปฏิบัติ การช่วยชีวิต และ ฟื้นฟูสถานที่ให้กลับสู่สภาพเดิม
*ภัยพิบัติ = disaster (caused by nature) 自然災害
ちなみに、
自衛隊
Self Defense Force
กองกำลังป้องกันตนเอง
陸上自衛隊
Japan Ground Self-Defense Force
กองกำลังป้องกันตนเองภาคพื้นดินญี่ปุ่น
海上自衛隊
Maritime Self-Defense Force
กองกำลังป้องกันตนเองทางทะเล
航空自衛隊
Japan Air Self-Defense Force
กองกำลังป้องกันตนเองทางอากาศ
オンラインレッスンの先生に文章添削していただいたのですが、タイ人の先生は日本は先端テクノロジーの国だから防衛能力を高めることに対して脅威を感じるそうです。
でも日本は攻撃の為の装備は持てないので、ミサイル(ขีปนาวุธ)や核兵器(อาวุธนิวเคลียร์)はもっていない(持つことができない)んですよ、と説明すると本当ですか?とビックリしていました。日系企業に勤めているので一般的なタイ人よりは日本のことをよく知っているはずなのですが…。まあ、こんなもんでしょう。一般の東南アジアの人はもっと凄い、実体とかけ離れたイメージを持ってるかも。
災害時の自衛隊の活動をみるたび、本当にありがたいと思います。大規模災害の現場で長期間にわたり人員、重機を使って救助、現場復旧できる公的組織は自衛隊以外にありません。警察も消防も本来の業務範囲ではない為(重機もないですし)これらの作業はできません。
近所のタイ料理屋さんの日本人オーナーのお姉さんが航空自衛隊勤務なのですが、1994年 名古屋空港で起きた中華航空140便の災害時に小牧基地勤務で、消火救助活動と機体残骸の収拾活動に従事したそうです。自身は損傷遺体も散乱する中で作業は想像するだけで暗い気分になるのですが(臭いもするでしょうし)、極めてモチベーションの高い状態だったそう。基本、社会の為に何か貢献したいという人たちの集団だからこそですね。自分とは人としての徳のレベルが違うと感じました。